2011年7月10日日曜日

MAYAでIESプロファイルを使用した物理的に正確な光源の設置法

//////IESプロファイル///////
照明器具の照度データ
☆物理的に正確な照明となる。(建築シミュレーターなどで使用される)


○データは照明器具メーカー毎、各社のIESプロファイルが配布されている。
(遠藤照明の公式サイトなど)
○MRのPhotometric LightとIESプロファイルの適用。


●使い方
"PintLight" or "Spot Light"に"Photometric Light"を適用。←2011以降はMia_Photometric Light
各ライトのMentalrayセクションの"Light Shader" と "Photon Emitter"に適用。


↓ここが重要


/Mia_Photometric Lightのパラメーター調整


Intencity_Mode →0 manual_peak_intensity_cd : カンデラ(明るさの単位)
→1 Manual_flux_lm : ルーメン(明るさの単位)
2 IESプロファイル


Distribution_Mode →0 ポイントライト(電球)
→1 スポットライト
2 IESプロファイル


=IESプロファイルが入る場合は、両方とも2に設定しないといけない。
これでProfileにIESを読み込むと、とりあえず機能するようになる。


↓明るさの調整


Multiplier :単純なライトの明るさ
Units To Meter Scale :ユニットの大きさ
Cm 2 Factor :ファクター数
(UnitsとCm2は数値の大小が逆)


※影の制御はレイトレースシャドウで行う。
ただし、MentalrayのAreashadowを使用しないと、影の制御ができない。


ちなみに柔らかい影を出すのなら、やはりカメラのレンズにガンマ補正を通してあげないと難しい。




その他
//////CIEプロファイル(Mib_cie_d)///////
☆色温度を物理的に決定する。ライトのカラーに入れるためのプロファイル。
プロファイル 3500____________9600
青白
電球のような色 液晶のモニター


※カメラの方のCIEDの場合、これが逆効果になる。
露出補正の概念的にここが逆になるので、それは注意しないといけない。
(フィジカルアンドスカイは大抵青みが強いが、カメラにCIEDを入れて補正させると、青みを相殺してくれる)

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